『経験ゼロからC#プログラミングがある程度出来るようになる方法: 【Windows Forms編】 』ピーコック・アンダーソン

 

誤字が多い...。全136ページでハンズオンでサンプルコードを全部打ち込んでも読み終わるのに3時間もかからない。

基本的にはWindows Formsで開発するとしたら、ほとんどVB.NETと変化ないという事が分かった。詳細にまで踏み込まずに、ざっと導入部分をどうすればよいかをキャッチアップしたいという目的に適う本だった。

以下はきちんと覚えておきたい点。

 

p16 自動生成されるForm1クラスには、partial修飾子が利用されている。partial修飾子は、複数ファイルを利用してクラス定義をする際に利用する。ユーザーが書く「Form1.cs」ファイルと、自動生成される画面を定義している「Form1.Designer.cs」ファイル上で同じ名前のクラスがpartialで定義されている。

p23 画面のプロパティに設定した値は、.csファイルのInitializeComponent()で行われるので、プロパティの設定をコードで行った場合は、それ以後に書かないとプロパティ設定で上書きされてしまう。

p46 publicの後にvoidや戻り値の型を書かずにクラス名を書くとコンストラクタとなる。C#の慣例でprivate変数は頭文字小文字、開発チームによってはアンダーバーを付ける事がよくある。

p71 チェックボックスのイベントに「CheckChanged」というのがあり、チェックボックスのチェック状態が変わったときのイベントを感知できる。

p82 ラジオボタンを関連付けるには、同じコンテナコントロールであるGroupBox や Panel に入れる。

p87 セレクトボックス(=選択肢のリスト)に「テキスト入力機能」が追加されたUI部品が ComboBoxである。

p88 SelectedIndexは実行中のみ利用できるプロパティであり、プロパティ欄には表示されない。プロパティ画面で同じ挙動をさせたい場合は、Textプロパティを利用する。

p95 「StatusStrip」コントロール:StatusStrip コントロールは、Windows Forms アプリケーションのウィンドウ下部にステータス情報を表示するためのコントロールです。

p101 usingステートメント:IDisposable インターフェースを実装しているオブジェクトの破棄(Dispose)を自動で行う。

ブロックを抜けたときに、Dispose() が自動的に呼び出されます。

主にファイル、ネットワーク、データベース、UIリソースなどの管理に使う。

p112  最初に表示されるフォーム画面は、Program.csのApplication.Run(new ~~~~());似て指定する。

p122 line.Split(',')とある箇所で、""でなく、''でないといけない。Splitメソッドの引数はchar型となるので、''(シングルクォーテーション)でないといけない。

p127 ファイルの冒頭で、以下が必要。

using System.IO;