『ゼンレスゾーンゼロ』~Ver2.0「雲霞の行き着く処」

前回の『ゼンゼロ』記事を書いてから、約半年ぶりに復帰した。

というのも新キャラの虚狩りにも比肩する能力を持つというイーシェン(儀玄)がカッコよかったから...。

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半年間にあったアップデートで追加された主なコンテンツは以下。

Ver.1.5「輝きのモーメント」
-「サメ少女エレンの悩み」(エージェント秘話)

-「願いがきらめく日」(常設イベント)

-「エルピス最強釣り師決定戦」(常設イベント)

Ver.1.6「忘却の廃墟にて」

-「シルバーの復活」(エージェント秘話)

-「目には見えないもの」(エージェント秘話)

Ver.1.7「涙と過去を埋めて」

-花言葉に秘めた想い(常設イベント)

Ver.2.0「雲霞の行き着く処」

アップデート履歴 - ゼンレスゾーンゼロ Wiki*より
サービスの開始からver1.4で星見雅が登場するまでほぼ毎日ログインしていたので、おおむね同じ分だけ休止していたことになる。ただ体感するコンテンツ量はそんなに多くなくて、今から遊べるコンテンツを全部やっても20時間かからなかった。これは同じく「HoYoverse」レーベルの『スタレ』の分量が異常なんだと思う。RPGと3Dアクションというゲームジャンルの違いが影響しているのだと思うけど。

今バージョンまでに使ってきたキャラクター(主にアタッカーが「雅」「ジェーン」「朱鳶」パーティー)の立ち回りもなんとなく覚えていて、結構忘れられないもんだなと思った。

  • メインストーリー
  • サブイベント
    • 「グラビティが結ぶ出会い」
    • 「鋼の魂、黄金の絆
    • 花言葉に秘めた想い」「グルメ大作戦」
    • 「願いがきらめく日」
    • 「エルピス最強釣り師決定戦」
    • 「虚白なる荒廃の地へ」
  • 新キャラ、シーザー!!
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『経験ゼロからC#プログラミングがある程度出来るようになる方法: 【Windows Forms編】 』ピーコック・アンダーソン

 

誤字が多い...。全136ページでハンズオンでサンプルコードを全部打ち込んでも読み終わるのに3時間もかからない。

基本的にはWindows Formsで開発するとしたら、ほとんどVB.NETと変化ないという事が分かった。詳細にまで踏み込まずに、ざっと導入部分をどうすればよいかをキャッチアップしたいという目的に適う本だった。

以下はきちんと覚えておきたい点。

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『志の輔らくご 両耳のやけど』1~10 立川志の輔

 

 

最近、健康のために散歩する習慣がついてきたのに合わせて、そのお供に落語をよく聞くようになった。もともと、自分内落語ブームが起きるたびに、音源を効きこんだり、貴重な地方寄席に出向いたりしてきたのだが、その何回目かのブーム。

音源は、基本的にはありがたいことに地元の図書館のアーカイブが充実しているのでそちらからお借りしている。

大体、2~3回通して聴いて、枕の内容や話の筋なんかをうっすらと覚えたら次の演目を聴くというような感じ。

初めて借りた音源が、このシリーズでないものの立川志の輔氏のものだったのでスタート地点から、もう一回一通り聞いていくような感じだ。

以下、演目ごとの感想。

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『作って覚えるVisual Basic 2022 デスクトップアプリ超⼊⾨』荻原裕之 (著), 宮崎昭世 (著)

 

業務でViasul Basicで作られたデスクトップアプリプロジェクトの改修を行う必要が出てきたので基本的な使い方を把握しておきたくて購入。

著者も最後の方で言っているように文法についての解説にはあまり文章が割かれておらず、それが逆にありがたく、Viasul Studio上での機能について把握したいという要望には十分だった。

Chapter4にてリソースファイルを活用するアプリを作る項目があるのだが、プロジェクトのプロパティから、リソース→アセンブリリソースを開くで、開いたResources.resxファイル上で「リソースの追加」が押せない....という現象が起こり、AIに訊いても良く分からなかったので断念! .NETのバージョンが異なるから?

データベースとの連携についても全く触れられていないので、著者が勧めるように次はこちらの本を読みたい。

それにしたって、ver2017なんだよな...。ざっと検索してもかなり書籍が少なく下火なのが窺える。

余談ながら、107ページで、PYPL(Google検索エンジンでのチュートリアル検索回数)において、現在Viasul Basicは20位という(2023年時)明らかに不人気な結果であるにもかかわらず、「世の中的にも人気の言語なのです」と無理やり結ばれていた笑ったわw

 

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『八郎』斎藤隆介作・滝平二郎画

 

Wikiを見ると、1967年出版の斎藤隆介氏の初の著作のようだ。

大男が身を挺してみんなを助けるという筋書きを読むと、後の『三コ』の前身でもあったようだ。

saw13.hatenablog.com

実際に読み手のことをそこまで考えていないんじゃないかというくらいに斎藤隆介氏の作家性がほとばしっており、全編にわたって秋田方言が綴られる。多分、秋田弁に最初からなじみのある人以外は読みにくいだろう。

お馴染みの、滝平二郎氏の絵も後に確立された画風(細田守監督みたいな中~遠景から人物を捉える感じ)からは離れていて少し硬くもあり、逆に後にはほとんど見られなくなった人物の正面ドアップがあったりと洗練前という印象が強い。

間違いなく原点としてこのコンビのファンであれば読んでおいて損はない。

『かみなりむすめ』斎藤隆介作・滝平二郎絵

 

かみなりむすめは、「せっせっせ」で遊んでいる下界の人間の子と遊びたくて仕方ない。そんな遊びたい一念で下界にきて、遊んでくれる子がいたおかげで念願かなって帰っていく。そのかけがえのない思い出を抱えて。

異形のものと定形のものが遊びを通して交流を図るような話が好きだ。結局、こういう時に誘えるような人間でありたかったなと思うのであった。

考えてみると、「おーい磯野ー!」「野球しようぜ!」と気兼ねなく家に来てくれる中嶋君は最高の友人。

『半日村』斎藤隆介作・滝平二郎絵

 

千里の道も一歩より。

菊池寛の『恩讐の彼方に』も好きなんだが、こんな風に果てしない工程を思って二の足を踏んでしまうところに、一歩を踏み出す話に弱い。

後ろにそびえる高い山のせいで、半日しか日が当たらないとある村。それ故に、稲も育たず、村人も活気がない。じゃあ、山の土をてっぺんから湖に移動すればよいじゃないか! となって、動き出したのが一平。そんな一平の様子を見て、自然と協力するようになった村人たち。そういう運動が世代を超えて実るところで話が終わるハッピーエンドだ。

美しい。