ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」を一通り、遊び終えた。

 

総プレイ時間:210時間以上

 

2023/5/13~2023/6/24

このひと月は、ずーっとこればかりやっていた。前作のブレスオブザワイルドもそうだったけど、こんなにも寝食忘れて夢中になれたことに感謝。

 

 

プレイ感想

まず思ったことは、「ウルトラハンド」や「スクラビルド」「トーレルーフ」「モドレコ」といった、新スキルの操作が煩雑で、これは「ブレワイ」をやってからでないと難しいのではないかということ。新マップも、地上・空・地下と非常に広大で、ブレワイで少なくとも地上のマップを見知っているという前提ありきのボリュームのように思う。明らかにいきなりこれからでは食傷してしまうんではないかな。

 

ゲーム開始と同時に、メニュー画面すっ飛ばして、いきなり本編が始まるところからワクワクが止まらない。前作の最後でようやく会えたゼルダとのやりとりがはじまる序盤から、空に飛ばされてチュートリアルを終えて地上に舞い戻る、一連の演出に、映画っぽいなぁという感想が湧く。あと、髪がほどけて、右腕に刺青がはいっているリンクがなんとも色っぽい。マジでイケメン。

 

 


というか、今チラッとオープニングの空島の画像見返したけど、これは白龍かな? こんな序盤からきちんと出会っていたんだね。

 

ブレワイのプレイ時は、とにかく線でシーカータワーからシーカータワーにわたって、ストーリーどんどん進めていくことに注力していたけど、今作は割と余力があったので、マップを進めるたびに、その地域を歩きつぶすような形でゲームを遊んだ。結果最終的に、コログを500匹以上集められたんで、この広大なハイラルを充分に遊べた感がある。

こういった、前作から引き続きのギミックも満載でもはや懐かしかった。

前作ではボックリンになかなか出会えなくて、ポーチの拡張がなかなかできずにストレスがあったのだけど、今作では一度出会ったあとは、ホームともいえる拠点にずっといるので、そこらへんにストレスが無かった。ダンスもパワーアップ!

ここら辺のブレワイとのdiffを楽しむためにも、やはりあらかじめブレワイをプレイしておくのは必須と言える。

今作でもシーカータワーと同様に、鳥望台を探して(全部で15個)マップを開放していく。そこで、天に跳ね上げられるのだけど、そこから見る地上の光景や光が相変わらず美しい。

戦闘の難易度が明らかに上がっているように思えて、そこらへんは制作者も承知していたのか、祠にチュートリアル的なものが非常に多く、そこでカバーしているように思った。前作では、最後までジャストガードをほとんど使わなかったんだけど、今作ではジャスト回避やヘッドショットなんかも序盤からバリバリ活用していった。

スクラビルド済みの素材を破棄するのにメニューを開かなければいけないのが中盤は不自由に思っていたけど、終盤に行くにつれてそんなこともなくなっていった。というか、わざわざ破棄する機会がなくなっていった。

 

30時間~

大体、30時間近く遊んだタイミングで、最初の目標地点である「風の神殿」をようやくクリアという進捗具合だった。そして、そのまま50時間近く遊んだタイミングで「火の神殿」をクリア。そこでようやく地上以外にも目を向ける余裕が出てきたので、地下世界の探求へと進んだ。

地下はここまで断片的にマップ開放するのみだったけど、中央大廃校でもう一つの能力である「ブループリント」を開放出来たのと同時に、地下探求の目的ができて楽しくなってきた。このころにようやく、twitterなんかではゾナウギアを駆使した職人たちの作品を見て感嘆すると同時に、再現性がないのにあれをやる熱量がどこから来るのかよく分からなかったの疑問が、解消できた。この「ブループリント」で、一度組み立て部品群は記憶しておけるんですね。

そして地下世界にはアイツが...!?

明らかにコーガ様は制作者に愛されており、今作は地下で何戦かできる。

最後はなんか瞑想していた。

地下世界のミッションを進めないと、拠点に居るロベリーがハテノ村に行かないので、「センサー」や「足跡モード」なんかの機能が使えない。...ので、このタイミングあたりで、地下のミッションも進めておいて良かったと思う。

特に探索しながら進めるうえで「足跡モード」は役に立った。

「炎の神殿」をクリアしたタイミングで、大妖精の解放イベントも併せて進めていった。デスマウンテンで登場するマグロックや黒モリブリンの攻撃が一発でこちらの体力を全部刈り取るようなものだったので、へぼプレイヤーとしては防具の強化が喫緊の課題だった。

戦闘は白銀ボコブリンが登場するようになったあたりから、きちんとスクラビルドも考えて行う必要が出てくるような難易度になっていったと思う。これまではそこら辺の余った武器同士でスクラビルドしていたので、ここらあたりから白銀ボコブリンや黒モリブリンを倒して手に入った強素材を利用して、またそいつらを狩るというようなサイクルが回り始めて、またそれが楽しかった。スクラビルド用の素材管理まで考え出して、視野が広がったんだよね。たぶん、ゲーム得意な人は序盤からこれやりながら進められているんだと思う。エリクサーとか最後までとっておいてしまうタイプなんで、消耗品を積極的に利用する回路がなかなかできなかった。特に、今作では素材を換金できたり、防具の強化にも使うからね。

ここら辺で、ブレワイの頃からの宿敵でもあるライネル戦もちょくちょく行っていった。...が、やはり衰えた。ブレワイ終盤では完全に狩りの対象として、ながらでも倒せていたのにノーマルライネルでも大分苦戦してしまった。追加の攻撃モーションはあれど、そこまで差はないように見えたけども、とにかくブランクはあったみたい。

 

そして、神殿攻略を差し置いて、アッカレ地方の散策を行う。

懐かしい顔が次々と出てきて嬉しかった。

散策に飽きだしてころに、また本筋である神殿攻略を進めていった。

ブレワイ時は「雷の神殿」→「風の神殿」→「水の神殿」→「炎の神殿」という、大分トリッキーな(多分)進め方したんで、気づかなかったけど、序盤に炎の神殿のあるデスマウンテンを攻略しておくと、宝石類があるていど溜まっている状態で進められるので、金欠に陥るということがほとんどない。前作と違って、矢が一種類しかないので、これの購入に苦戦するということがないのもストレスフリーな一因だと思う。

 

ただここら辺まで来ると、空島や地下散策して要素を集めるのにもちょっとずつ飽きてきてしまった。そこら辺の、ティアキンの作業感について触れていたのが以下のツイートで腑に落ちた。

成程ねー。

 

100時間~

プレイ時間も、100時間超えてきたあたりで、ようやく「ゾナニウム」の活用方法が分かってきた。

地下マップでのみ採掘できる素材である「ゾナニウム」は、これを同じく地下にある廃坑で「ゾナウエネルギーの結晶」に精錬できる。この結晶を貯めるとゾナウギアを活用する時間を延ばせるバッテリーに変換できる。

ゾナウエネルギーの活用時間が伸ばせると、結果的に空中での移動が自由になるので、空のマップの探索がしやすくなる。...というような地下と空マップでの相互作用があるため、結果的に地上以外での散策が楽しくてしょうがないんだよね。

また、「ゾナニウム」を精錬して作れる素材として「ゾナウエネルギー」もあり、こちらは普通に散策してる中で十分な量が集まるので、敢えて精錬する機会は今までなかった。これを使うと、「ゾナウギア」を入手できるガチャを回せるので、だんだんと「ゾナウギア」が余ってくる。

そして「ゾナウエネルギー」があると、素材がない状態でも「ブループリント」で、ゾナウギアを組み合わせた便利ツールを惜しみなく使えるので、やはり空島の探索がやりやすくなる。ここから地下にあるイーガ団基地も、プループリントで作成できる設計図を入手できるので収集対象に加わる。

これらは前作ブレワイにはなかったプレイ感なので、地上での探索に飽きかけていた身には実に新鮮で、ここからさらに、1日10時間近くプレイする日が続くことになった。逆に言うと、これまではまったくゾナニウムや地下まわりの収集要素がピンと来ずに何となく、マップ踏破する快感だけで遊んでいたわけだ。

ここら辺で、作中最強と目される「キンググリオーグ」に出会ったんだけど、初見こそ驚いたものの、これも何回か戦って勝ち方が分かってきた。正直、HPが半分以下になるまでは、特に脅威じゃなくて、弓でヘッドショットしてから、通常攻撃の連打で全く勿体ない。

地上絵もこのタイミングで、すべてあつめることができ、ついにマスターソードを取得! これがらみのイベントはとにかくエモくて涙腺に来る。ゲーム内に費やしてきた時間そのままに、なんとも感慨深いかった。

ここから、ようやく4つ目の神殿である「雷の神殿」イベントを進めて、その後ハイラル城へ行く。いいかげん、メインストーリーも終わりだろうと思っていたら、5人目の賢者を探すイベントが発生。

ハイラル城へ行くとなったあたりで、ラスボス戦だろうと思っていたので、まだメインストーリーがあるというボリュームにちょっと疲れてしまった...。ので、メインストーリーすっ飛ばして、ラスボスに挑むことにした。

ラスボス戦は思った通り、正直かなり余裕で、遠巻きにして弓を連射するだけで勝ててしまった。ただこれライネル装備だったから可能なことで、通常の単発うちだと防がれてそう。そうすると、多分ラスボス攻略にはガードラッシュが必須っぽく、やはりブレワイ未経験でやるには難易度が高いと思う。

あと、5人目の賢者を仲間にしていなかったために、本来、賢者を仲間にする過程で戦わねばならなかった相手と戦う羽目になり、これが戦い方が分からず苦労した。これ当初の想定通り、ゴーレムvsゴーレムだったら余裕だろうけど、リンクで戦うのはしんどかった。

ラストエンドは、竜の涙は全部コレクト済みだが、メインエピソードは全部クリアしてない状態でクリアしたので、真エンドなのかどうなのか判断つけづらかった。ラストはとにかく劇伴が良くて、感動できるようなものだったんで、とくに隔靴搔痒の感はないのだけど、当然、ここで観れたものの先がありましたね。

本当に世界観やイメージが「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」といったジブリ作品群を彷彿とさせるものばかり。

 

150時間~

ここまで、だいたいプレイ時間が150時間ほど。

そこから5人目の賢者を仲間にしたのだけど、ここにきて全く違った遊びが用意されていて驚いた。Twitter職人が寄り道してるほど、ゾナウギアやゴーレムでの遊びには熱中しなかったけど、ほんとに要素が盛りだくさん。

その後、メインチャレンジをすべて制覇して、再度ガノンドロフ倒したら、トゥルーエンドらしきものが見れた。

 

ここから、もう50~60時間くらいかけて、空、地上、地下マップを踏破していった。

最終的に、210時間以上のプレイで、達成率「79.25%」、見つけた祠が「148」、マヨイの落し物が「118」、コログが「535」。

メインチャレンジが21/23(これで残るはラスボスのみ)、エピソードチャレンジが57/60、ほこらチャレンジが30/31、ミニチャレンジが114/139、冒険の記憶が18/18。

ほとんど攻略情報にも頼らずに、ここまでやれた。

残りは攻略情報でも見ながら細かい要素を収集していこうと思うが、DLCが配布されるのをまってから始めようかなと思ってる。

本当に楽しかった、ありがとう。