ENDER LILIES: Quietus of the Knights

「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」をクリア!

 

クリア時間:18時間くらい

2022/3/1~3/7

 

プレイ感想

Hollow Knight」同様、メトロイドヴァニアでおススメを調べると、かなりの確率で登場する作品。作品の雰囲気までそっくりで、崩壊した都市を舞台に切ないBGMがながれ、人柱のような役回りの主人公が登場する...といったあたりが共通点となってる。

 

ただ、プレイ感は全然違って、「Hollow Knight」にあった疾走感は薄い。向こうはノックバックがあったので、おおむね先制攻撃からはじまって戦闘が始まるのに対して、こちらはそれがないので、雑魚敵であってもきちんと攻撃を見極めてカウンターで攻撃を当てていくような感じになる。また、遠距離攻撃のスキルが充実しているので腰を据えて戦うような局面も多かった。

 

難易度は圧倒的にこちらが簡単。いわゆる死にゲーといえるくらいには、初見で突破できるボスは(自分には)ほとんどなかったものの、ある程度スキルがそろいつつレベルも上がってる状態になる終盤は拍子抜けするくらいに簡単になる。

 

とにかくユーザーフレンドリーで、死んだら溜めた経験値なり育成用の素材なりが消えてしまうというような、デスペナルティが無い。また、収集要素がコンプリートされてるエリアをマップで観ると、色が変わっているという仕様で無駄なストレスがない。さらには、ファストトラベルで移動できる場所が充実しており、無駄にマップを歩かせるようなこともなし。...と、いっそ淡泊に思えてしまうほど優しい(Not易しい)。

 

穢者が、断片的につぶやくテキストや回想シーンのなんともいえない切なさも、ゲーム内で全部語られないからこその余白があってこそ。ここも、「Hollow Knight」っぽい。大きく異なるのは、儚い主人公をみまもる騎士の存在で、二人の関係性に目立つ変化は起きないのだけど、騎士の目線にたってなんともいえない情が芽生える。

 

自分はほとんどゲーム通して「黒の魔女イレイェン」と「西の商人」の遠距離射撃できるスキルの組み合わせで通していた。後半から敵がグッと固くなるので、正直このスキルの組み合わせだとやりづらくもあったので、「老戦士ゲルロッド」や「狂い騎士ウルヴ」「守り人シーグリッド」あたりも使っていればよかったなと思った。とくに、タメ攻撃が「イレイェン」は使えない一方、「ウルブ」や「シーグリッド」は使えるので、ここら辺知っていたらもっと素早く攻略できていたと思う。

 

最終的に、全部で3つあるエンディングもすべて見ることができ、クエスト(実績)もコンプリートしてクリア!

面白かった。