LOSTAGE the TOUR SHIZUOKA UMBER

2024/01/21

人生で初めて、ライブハウスを訪れる。LOSTAGEの演奏と一般流通していない物販のみで購入できるCDを求めて、満を持してという感じである。場所は「SHIZUOKA UMBER」という、「グランシップ」の近くでたまに目の前を通ることはあっても中に入ることは今までなかった。2011年に開かれたという事で、割と新しいみたい。

 

会場内は17:00開場で、18:00開演ということで、17:00ごろに到着して30くらい周囲をうろうろして時間をつぶす。とにかくこの手の場所に来た事がないので、正直怖いイメージがぬぐい切れず。

入ってみると、チケット渡す際にドリンクの購入を求められる。購入必須なのはマナーなのかな。「どっち目当てですか」と聞かれたので「LOSTAGE」と答える。対バンの「ASPARAGUS」は音源もってもいない...。物販も受付の前に開かれていたので、お目当てのCDを早速買う。CDを両手でしっかり持って渡してくれたのが、印象的だった。オールスタンディングの会場で、すでにステージ前で陣取ってる人が結構いる。一方、文庫本持って立ち読みしている人なんかもいて結構リラックスしているさまが窺える。

 

始まる前から久々に緊張してしまった。なんかステージに立つわけでもないのに、妙に緊張してしまうのはなんだろう。最初の「ASPARAGUS」の演奏前に、PAさん? らしい人がでてきて、ギターとベースの調整みたいなことをしていたんだけど、この時の音量にビビった。あとベースが本当に体内に響くのよね。これはCD音源では絶対に伝わらない迫力。

まずは「ASPARAGUS」。なんだけど、前述のとおり名前はもちろん知っているんだけど、音源を聞きこんだりはしておらず、演奏される曲が全然わからず。近くにいた人がモッシュしだして、怖くなって少しずれた。本当にバチバチにほかの観客にぶつかりにいくんだもの。すげえ。ずーと、ボーカリスト兼ギタリストの運指を見ていた。良く動くんだ。

次は「LOSTAGE」。基本的に新譜からの曲という事で、今日買った昨年5月にでた新譜以外は、音源を聞きこんでいるものの、全然知っているものがなかった。

youtubeで発表されていた「瞬きをする間に」とアンコールでやられた「窓」と「SURRENDER」の3曲だけかな。知っていたのは。なので全然乗れずちょっと残念なセットリストだった。

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youtu.be

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とにかくドラムの音が大きく、全体的に音を浴びるというような経験を初めてした。耳がキンキンといって鼓膜が閾値をあげるような感覚があったもの。家にかえってもしばらく、耳がもやもやしていた。なんかツアー中で、昨日行われた千葉のライブと合わせて物販用に持ってきたCDがひょっとしたら希望者全員分間に合わないという事で、購入希望者は住所氏名を控えて明日すぐに送りますというアナウンスがあった。CDの売れ行きも好調ということで、そういう自分たちの音楽を届けたいという熱意が非常に好印象でした。アンコールが二回行われたんだけど、これはライブハウスではよくある光景なのかな。イチイチ、都度ステージから下がるのが段取り臭く感じられてしまった。

というわけで良い経験だったと思う。やはりもっと音楽を細分化して聴けるようになりたいという気持ちが高まった。今年はもっと音楽に触れたいな。とりあえず、新譜を聞きこもうと思う。